日別アーカイブ: 2025年10月5日

発々メンテ

ACAGも近づいてきた。準備万端と行きたいのだが、そうでもない。先日の6Dでシーリングファンが吹き飛んでしまった輜重車はなんとか復帰した。ただし、廉価版にしたのでサーモスタットがついていない。

その6Dで午後に切り上げて帰った理由に「発電機の不調」があった。今までゴキゲンだった発電機がなにか「ふん詰まり」のような感じで出力が出ず、過負荷のLEDが点灯したものである。

2か月たってやっと面倒を見ることができた。まずはエンジンオイルを疑った。案の定真っ黒なオイルになっていたので交換する。それでも過負荷のLEDは点灯しっぱなしだ。

つづいて点火栓である。コンパチ品を買ったのだが「ターミナル部分」がうまく篏合しない。運転中はずれてしまう。いったんあきらめて今までついていた点火栓の電極を清掃する。たしかに真っ黒だ。

それでも動かない。あきらめかけていたところ(LiFeO4バッテリで連続運用も可能そうだし)、先日6Dの運用地でいろいろご配慮いただいたOMの言葉を思い出した「こういうのはマフラーが詰まっている」というものである。

確かにこの発電機は私がプロレ業務を遠隔で行う際に、いろいろな場所で一日12時間近く稼働していた。耳をすますとマフラーから「シューシュー」というような空気の漏れるような音が聞こえてくる。

帰宅して(さすがに試運転は人のいないところでこっそりやっている)、マフラーの尾栓(って言っていいのか?)を解体して中のフィルタ?を取り出す。

想像以上に煤で真っ黒だった。エアダスターで吹き飛ばそうとしたがうまくいかない。ピンセットをつかって分厚くつもった煤を取り除いて、フィルタをパーツクリーナーやらで洗浄してみた。

ボロアパートなので試運転はできない。ACAGまで一週間。現地で動かなかったらそのときだろう。

マフラーの尾栓(金網)をはずしたところ

尾栓 これもすすで固着状態だった

マフラーの中に芯として入っているフィルタ 煤はピンセットで除去

尾栓は溶媒につけたり、洗剤で洗浄した

こういう作業が気兼ねなくできるシャックを構築したいものだ。