輜重車日記

2021年5月3日 能代市から湯沢市へ

昨夜は結局広い駐車場に自分だけであった。昨夜のワンボックスも知らないうちにいなくなっていた。自分の経験からも一晩エンジン回したままだとオイルが汚れるし、オイル減りも激しくだろうと余計な心配をする。6時すぎに出発。

何か所か移動したが、それはblogにまかせる。R7を南下。0401市を抜けてR13へ。腹が減ってきたが0401市を抜けると途端に店が少なくなる。もちろんイオンモールは全国いたるところにあるのだが、ゴールデンということもあって駐車場は満車状態。仮にトレーラーごと止められても中がどうなっているかは推してしかるべし。

やっとみつけたのはかつ庵。ちょっと判断が難しい店だが入ってみた。店に入って不安になったが、そこそこの内容だった。つけもの「いぶりがっこ」がおいしかった。

私が漬物やごはんをほめるのはよい評価の証

ごはんを食べてR13をさらに南下。途中雲ゆきが怪しくなってやがて降り出した。横手城の外観を少しだけ見て、(営業はしていなかった)0407市に向かう。

天気はめまぐるしく変わる。今晩の泊地は湯沢中央公園にしようと思った。ちょうど水場もある。しかし、隣の市役所が目にとまった。こっちはちゃんと舗装されている。車中泊したら夜中に追い出されるかもしれないが、あえて市役所の駐車場に寝床を求めた。

こちらで運用をした

19時ころまでは駐車場に数台とまっていたが、サークル活動だろうか話声が聞こえたと思ったらどこかに消えてしまった。夜は一人。まあ、静かでよいか。

2021年5月2日 竜飛岬から能代市へ

昨夜の嵐はすごかったが、雨はそんなに降らなかった。天気予報を確認しようと5時すぎにネットラジオを聞いてみたが大した情報はない。東北だとこんなものだろう。

それでも竜飛岬の駐車場には私のほか車中泊が3台いた。狭い車内で過ごすのは大変だと思う。こちらは雨が止んだのを見計らって、トレーラーを連結。移動を開始しはじめた。トレーラーを切り離すのは荷物が多いため、後ろが下がってしまい、ジャッキが下ろせないためである。切り離したあとヘッド車を少し前に出しておいて、トレーラーのフロントを下げ、後ろを浮かした状態にしたあと、ジャッキを下ろしてトレーラーを「3点支持」させる。当初トレーラーはつなぎっぱなしでもいいと考えていたが、今回の旅行を機に一つ学習したことになる。

出発。竜泊ラインを南下。アップダウンの激しいワインディングロードを日本海側に出る。天気はよくない。道の駅「こどまり」で運用。車中泊をしている人がいるようなので少し離れたところで充電も行う。

昼になり腹も減ってきた。鰺ヶ沢町の「海の駅」に寄ってみる。たくさん人がいてレストランも「おひとり様」には冷たい。そのまま出てきた。もう来ないだろう。

まあ、そういうところ

さらに101号線を南下。途中「漁師のカフェ」を見つけて昼食。鰈の煮つけがおいしかったがごはんが少ない。あとから「おかわり」できることがわかったがすでにおかずを食べきるところだった。

ハデハデだがそんなに悪くない

八峰町に入る。ふらっと「八森湯っこランド」の看板を見つけていってみる。事前に調査していないので大きなかけである。入浴料金も不明だし、そもそもトレーラーを止められるかもわからない。しかし温泉が自分を呼んでいる。湯治だ。

値段相応のサービス

温泉につかったあと、能代市内へ。今日は泊まる場所を全然考えていなかったが河畔公園の雰囲気がよいので一泊することにした。なにしろトイレがきれいだ。最悪道の駅もあるのだが、車の入れ替わりが激しく、そのたびにドアの開け閉めする音や人の嬌声が聞こえてくるのはよろしくない。この公園はそんなことはない。天気が不安定が風が強かったがよい夜を過ごせそうだ。すると夜が更けてきたら、一台同族の人が近くに止めたらしい。家族のしゃべり声が聞こえてくる。あとでトイレに行くために外にでたらノアボク系のワンボックスが止まっていた。エンジンをかけて車中泊をしているようだが、よく見ると秋田ナンバーである。無理しなくてもいいのにと思いつつこちらも寝床に戻った。

長尺のトレーラーでも余裕で駐車できた

2021年5月30日 鍵交換

【緒言】

トレーラーを購入したら、鍵がいくつかついてきた。どれがどれだかパズルの世界である。やがて慣れてきて分かったのは、①エントランスは2つキーがある②ほかのキーは共通である③キーの篏合がいまひとつよくない などである。

鍵は①はそれぞれ1つ②は2つある。②についてはどうやらコピーのようだ。合鍵がないのは困るのでどうにかしたい。まずは合鍵屋である。近くのホムセンに行った。

ホムセンではドアキーが特殊なようでコピーできないといわれた。②のキーについては在庫があるという。とりあえずホムセンを後にした。

今回の鍵 左はヒッチロックのため対象外 右2つがエントランス

【展開】

海外製のトレーラーであるから、キーが特殊なのはしょうがない。キーを観察してみると TRIMARKSILCAとある(後者はコピーらしい)。それならばとネットに身をゆだねてみた。ぐぐってみると比較的近場に「世界中の合鍵が当店でスグに出来ます!」とある。頼もしいではないか。早速見積もりをお願いした。

見積はスグに返ってきた。お値段は一本1650円からとある。さらに、「コピーのコピーとなるので現車を持ってきてほしい」とある。これは面倒だ。少し頭を冷やすことにした。

【ネットのチカラ】

鍵はほしい。しかしよーく考えてみると3本の合鍵作成に対して5000円を払うのはちょっと痛い。それならばと閃いたのは、「ハウジングやシリンダごと交換してみよう」である。こういう時強いのはamazon.comである。(一応amazon.co.jpでも調べた)

調べてみると、わずか30ドルで”Kohree RV Entry Door Lock Latch Handle with Paddle Deadbolt, Polar White Enclosed Trailer Camper Door Latch with 4 Keys RV Door Lock Replacement —Universal Entrance Security Lock Kit”購入できることが分かった。さらにほかのドア類のキーもキーが共通でシリンダが6本あるものがリストに出てきた。合計で送料込みで6000円ほどである。さっそくオーダーした。(日本のショップで買うと4倍するようだ

【実装と課題】

ETAよりも早く届いた。出張やらが入って取り付けができないもどかしい日を過ごす。やっと今日取付をした。取付自体はプラスドライバ一本とパイレンで事足りる。1時間ほどの作業で新品のドアロック+鍵2本。それにほかのドアのシリンダも新品になった。(ちなみに6本組のシリンダを購入、それぞれに鍵が2本づつあり、いきなり12本の鍵を持つことになった。なんともアメリカな話である。)

問題がひとつ。共通のキーシリンダのうち、清水用のドアのシリンダだけ外れない。おかげで前のキーをまだ使う必要がある。しかし、合鍵なんか作らないで新品に変わったのは収穫だった。それにしても、20年以上前のトレーラーのパーツが共通で使えるのはアメリカならではである。日本の車の場合「○○誕生」なんて簡単にFMCをして、それまでの部品があっという間に使えなくなる。先日の自動車税の話もそうだが、この国は車を文化と見なせず、ただの消費の対象しているのだろう。

ドアロックのキット 問題なく取り付けできた

ガスボンベの収納ドア 上下2か所キーがある

サブバッテリのドア 問題なく交換できた

カセットトイレのドア 大事なところだ

サイドトランクのドア 問題なし

清水用給水口のドア これだけシリンダが違う 何で?

あと、車両を駐車している場所に久しぶりに行ったが、先日とりつけたヒッチカバーが飛ばされてなくなっていた。錆が浮いてきてしまった。これも対策せねば。

2021年5月1日 野辺地町から竜飛岬

よい泊地を出発。近くの02007f町へ。ノイズが多い中運用していたら「揺れる」。気のせいかと思って近くの電柱を見たらかすかに揺れている。MG県は結構な震度だったらしいし、06002a町ではけが人も出たとのこと。まだ東北地方の方は気が休まらないだろうと実感。

あまりにも呼ばれないので、サブバッテリの充電と車両のいろいろなサイズを測る。

0201市でちょっと寄り道。今まで0201市だと山内丸山遺跡などを見学したことがある。鉄道旅行やバス旅行もしたことがある。今回は八甲田山雪中行軍遭難資料館に寄ってみた。

資料館

このような資料館を訪れる際に気になるのは駐車スペースだ。進入しやすいかも重要である。だいたい、観光バスはウエルカムだが、なにしろトレーラーは後退が難しい。また容赦なく寄ってくる小型車も大きな障害だ。今回は道路を隔てて反対側に駐車した。

見学後、昼食場所を探す。なかなかよい店が見つからない。結局0601市を本拠をするFC店に入った。

どうしてもこうなってしまう

大型車スペースがないので、一番遠いところにさりげなく駐車する。

さて、いよいよ津軽半島を北上だ。運用はblogにまかせる。こちらのページでは寄り道中心にしたい。

訪問したのは青函トンネル記念館。ぎりぎりでケーブルカーに乗車。トンネル構内に入ることができた。本坑にはもちろん入れないが、トンネルはロマンを感じるのは私だけではないだろう。

この壁の向こうが本坑

今晩の泊地を探すためにアチコチ走る。やはり静かなところがよい。結局竜飛岬の駐車場にした。明日店舗が開く(といってもこの天気では)前に出ていけば問題ないだろう。ほかに車中泊の車が3台。狭い車内で「よくやるなー」と思う。こちらは足を伸ばして夜を過ごす。

御多分にもれず風が強い夜だった。スーパーをみつけることができなかったので、赤飯カレーを敢行した。

赤飯カレー

2021年5月15日 物資調達

痛販で物資を調達している。ベッド用のパッドやらシーツやら。そして今日はamazon.comからも荷物が届いた。ETAが19日だったので予想より早く到達した。もう一日早く届けば今週末取付にいったのだが。来週は特定操縦技能審査、その後出張があるのでしばらくは我慢。梅雨入りとの競争になりそうだ。

荷物の成果はうまく言ったら報告ということで。

2021年4月30日 大間町から野辺地町

昨夜は嵐だった。もっともこの辺に住む方にとっては嵐のカテゴリーではないかもしれない。

朝食後雨がやんできた。こちらは「プロパン屋」探しである。キャンピングカーに搭載されたLPガスは暖房のためのFFヒーター、ガスコンロ、冷蔵庫、ボイラーに使われる。このうち、冷蔵庫はアンモニアを冷媒として動作し、LPガスのほかAC100V、DC12V兼用である。最近は到着するともっぱらガスの火種をつけっぱなしにしていた。購入したときからボンベの残量は気にしていなかったが、使い切ってしまったのだ。ガスボンベは車の燃料タンクのように燃料計はついていない(開栓するとゲージに圧が現れるがあまり役にたたないだろう)。

このトレーラーに搭載しているのは8Kgのボンベである。このサイズまでが許可される最大の大きさらしい。さて、問題はボンベの充填先である。プロパンガスといえばまず思い浮かべるのが家庭用プロパンボンベだ。私も以前ボロ家に住んでいたころはお世話になっていたが、正直ガス屋は独占企業なので全く好意をもっていない。つづいてプロパンガスといえばタクシーだろうか。

先日も書いたが、国の指導でプロパンガスを搭載したキャンピングカーは制限がかかっている。もちろん、これは過去に事故を起こした人間がいるからにほかならないのだが、影響としてフェリーにのせることができない。車両メーカーも代替手段として灯油を使ったFFヒーターを出しているが、これでは冷蔵庫は冷やせない。

それはともかくタブレットで「大間町」「プロパン充填」で調べてみると何軒か出てきた。9時を回ったところでそのうちの1軒のガソリンスタンドに行ってみる。言われたのは

「充填には一週間かかる」

である。このスタンドでは充填設備を持っていないので結局は週に1回回ってくる業者に出すということだ。スタンドの紹介で別のガス屋(ガス機器を販売している店舗=これもリストにでてきた)に行ってみるが、すげない回答だ。

事情を説明してなかば「泣きつく」と「0208市にはあるかもしれない」とのこと。ということでガス屋(結構大手だと思う)を紹介された。電話をしてみると、あまり良い返事ではない。話を聞くと「大手は一見さんには充填しない」ということらしい。さらに泣きつくと「小さな店なら充填してくれる」とのこと。ちなみにここで聞いた話によると

・充填できるボンベは8kgまで

・有効期限内のボンベしか充填しない

・充填して万が一事故が発生すると責任問題になるので大手はやりたがらない

との話らしい。先は暗い。

紹介された小さな店=ガソリンスタンドに電話をすると、しばらく待たされたあと、「店舗に来てください」「職員が工場の持って行って充填するので2時間ほど待ってもらう」とのこと。あと「値段は8kgのボンベで7000円ほどかかる」らしい。この値段が適正なのかどうかわからない。なにしろLPガスの値段にはバラツキが大きいし、ハンドリング手数料がここに乗ってくる。

しかし今の自分の立場ではゼイタクを言えない。「2時間後に行きます!」と言ってトレーラーを引っ張って0208市へ向かった。

スタンドにボンベを置いて待つこと2時間。やっと満タンになったボンベが戻ってきた。確かに前に外した時よりもはるかに重い。ヒッチ荷重が明らかに変わったことがわかる。

0208市から02001e町へ。運用したあと、温泉に入る。350円でよい湯であったが、油断して「石鹸」を忘れた。もちろん輜重車内には搭載してあったのだが忘れてしまったのだ。

しかし、こうして考えるとボイラーは温泉施設に行けばよいのだし、冷蔵庫はもちろんあれば便利だろうけど必須ではなさそうだし、最近のスーパーの中食を見るとガスコンロよりも電子レンジの方が便利のように思う。無理してLPガスボンベに固執することはないのかもしれない。

体もあったまったし、今日の泊地を探す。計画ではもっと先に行っていたはずだが、ボンベを求めて時間を食ってしまった。場所を探すのに苦労したが、静かでよい泊地であった。

翌朝撮影 左側に残雪があるところを見ると雪捨て場だったのだろう

 

2021年4月29日 普代村から大間町

起床後、まだ誰もいないので実験を行う。「トイレ」の実験だ。購入してからまだトイレをつかったことはない。トイレは水洗でシャワールーム(いわゆるマルチルーム)に設置してある。購入時に旧水口に水を入れてくれた。その後凍結が心配だったので若干ウインドウォッシャー液をいれたまま、幸い使ったことはない。アクアケムも購入してあとは使うばかりだが、なかなか勇気が起きない。その前にブラックタンクの処理方法を学んでおく必要がある。

トイレ乃図

人が来ないうちにトイレに水を捨てにいった(汚水ではない)。なお、詰まる可能性があるのでペーパーは別途捨てたほうがよいということらしい。

この後03007dにて運用。しばらくサルになっているとお店が開店したようだ。駐車場には(天気も悪いし)私以外は止めていないが邪魔をするのもなんなので出かけることにした。

続いて03005cへ。野球少年たちに見送られたらすぐに逆探が「350.1無線を受信しました」を連呼。スワ取り締まりか?と色めき立ったがいつまでも警報がやまない。よーく調べてみると輜重車に取り付けたバックカメラを受信する液晶ディスプレイのDCラインからのノイズが乗っている様子。配線を引き離すことによって回避した。このバックカメラは品質が悪すぎる。

03005gで赤鶏ラーメン

見本とちょっと現物は違うような・・

つづいてAM県に突入。さらに北上。02001kにて運用。さらに北上。02004bにて投宿。周囲に車中泊の車が多いこと、風雨が強くなってきたこともありおとなしくFFヒーターをつけて休もうとした。

ーするとー

しばらくするとヒーターからの風がやけに冷たい。もしやと思いコンロをつけようとしたが点火しない。LPガスがなくなったようだ。寒い夜を過ごすことになる。

2021年4月28日 女川町から普代村

昼前に06002aでの運用を終える。総合公園から女川駅の駐車場へ。大型の区画はないが、普通車の区画を2つ使って駐車。駅前の駐車場だが無料である。ほかにも駐車場が何か所かある。

女川駅 数日後の地震でガラスが割れてけが人だ出てしまったようだ

駅の向かいには女川駅前にぎわい拠点がある。震災復興の一環だろうけど、なんかどっかのコンサルがはいっているような雰囲気。時期が時期だけにひともまばら。

にぎわい拠点

以前テレビで紹介があったに入ってみたが、ここは待ちができていたので別ので昼食。

有名店

そのあと仕事対応を輜重車の中でおこなう。今回の目的のひとつはリモートワークできなかというのもある。もっとも職場がそれを認めてくれるのは期待できないのだが。なんだかんだで30分以上「仕事」をすることになった。

予定より遅れて出発。女川から北上するのにいったん石巻に出てR45のバイパスを経由するか、そのま海岸線を北上して南三陸町に出るか悩ましいところ。でも、遠回りは嫌いだ。ということで海岸線のR398を走行する。道路はところどころ補修工事が入っており、厳しい選択となった。

R45バイパスに入って一気に加速する。0305市で運用したのは17:00 陽も傾いて来た。今日の泊地として予定していたのは、「北山崎展望台」である。到着したのは19時を回っていた。トイレもあるしここにと思ったが「夜間の利用はご遠慮ください」の看板が目にはいってしまった。先をいそぐことにする。

1時間ほど走って到着したのは普代浜海水浴場。海の家らしき建物があるが、5月ということもあるし期待はしていなかった(逆にいうと静かな夜を過ごせる)。しかしちゃんとトイレは使えた。天気が悪くなってきたので今晩は波の音を聞きながら一泊することにした。

車中泊であるが、初めての試みとしてシャワーを使ってみた。まずボイラーに火を入れる。温水が出るようになったらまず混合栓で温度を確認して、いよいよシャワーだ。ここで注意しなければいけないのは、トレーラーのブラインドを下ろすこと。昼間は外から中が見えないが夜は丸見えになる。マルチルームに入ってシャワーカーテンをしめて手短にシャワーを浴びる。狭い。なお、グレータンクはないので、シャワーの排水はそのまま垂れ流しになる。水(お湯)浴び程度にしておこう。

さっぱりしたところでゆっくりと休むことにする。

2021年4月27日 自宅から女川町

ボロアパートを出発。夜出発するのはほかでもない「高速道路の深夜割引」を利用したいからだ。今年のゴールデンは休日割引は適用外だというが、深夜割引は適用される。最初に輜重車をピックアップして連結。夜間の連結作業は初めてだが、だんだんとコツが呑み込めてきた。よく紹介ビデオには被けん引車側からブレーキワイヤーをつけるように書いてあるが、私はステンレスの鎖を2重にしてワイヤーは使わないようにしている。理由は2つあって

  1. 仮にヒッチが外れてトレーラーが自走するとブレーキはかかるが、突然走行中にトレーラーが外れてとんでくると制御が効かない状態で後続の車や物件に衝突する可能性がある ただし鎖で連結しているので、トレーラーのカップラが車両のバンパーを直撃するかも。
  2. 自動車保険では「連結された状態」ではヘッド車側の保険が使えるが「分離」したら自動車保険の適用外になる

連結するときには鉄製の鎖をひっかけているが、これにもう一本追加して仮にヒッチがはずれても鎖で引っ張られる状態にしている。はずしたことはないのでどういう挙動を示すか不明だが、アメリカンタイプのヒッチは外れることがあるというので運転中は気を付ける必要がある。

連結作業と同時にいったん外したガスボンベも取り付ける。連結後試験走行のため少しした道を走る。某所にて水を少し調達。輜重車が重くなった分走りが鈍重になる。車軸よりタンクが後ろにあるためヒッチ荷重は軽くなっているはずだ。また車軸に近いところに重心がくるので高速安定性が期待できるのだが、条件によっては70km/hでスネーキング現象が起きる。(タンクに液体が入っているので車両が揺れることによって重心位置が動的に変わる。このことによりタンク車の運転は難しいことがわかる)

0602市に到着したのが午前5時。そして06002a到着。すでに外は明るかったが仮眠をとることにした。女川漁港は「津波の被害」で漁港沿いは空地になっている。このため無料の駐車場が作られており、水場もある。車両をとめて、ジャッキを降ろして固定したあと2時間ほど仮眠をとった。

すぐ近くに水場がある

ゴールデン一日前であることと、自粛状況もあって車は一台も泊っていない。少し休んでから行動を開始することとする。

2021年4月17日

フェリーにトレーラーを積み込むとき、LPガスが持ち込めないことは先日書いた通り。そういうことならとボンベを外した。

ボンベ自体を外すことは造作がない。車で運ぶときに何度か倒れたが別に危険は感じない。これでなぜ積み込み出来ないのか納得できないが、やむを得ない。

ボンベを車から降ろしてボロアパートの部屋に持ち込むときはちょっと神経をつかった。いままで発電機は灯油タンクを保管するときに使うコンテナに入れて台車で運び込む。エレベーターに乗っていても別に人目は気にならない。しかし、ボンべはそのまんま運び込むことになる。人がいない時間帯にこっそりと搬入した。アパートの住人に「なんですか?」と聞かれたら「ボンベです」と答えようと準備していたが、杞憂に終わった。

8キロボンベ

まさかアパートの自室にこんなものが置かれるようになるとは・・

2021年4月11日

パネルとバッテリとつなぐ。パネルの設置は最初は自分でDIYするつもりだったが、走行中に飛んで行ってしまうとやはりこわい。ここは場数を踏んだプロに頼むことにした。部品はほぼすべて支給品なので先方としては嫌がるだろうなと心に思いつつ依頼。

パネルを輜重車の後ろにコーキングで貼り付けてもらった。こちらが支給したパネルがフレキシブルタイプなので致し方ないが、正直なところパネルにクラスタ故障やホットスポットが発生すると焼けてしまうほど熱くなるはずなので密着は避けたかった。ほかの施工例をみるとみな車体に貼り付けている例が多いけど大丈夫なのだろうか?それとも私がただの心配性なのだろうか。

パネルはMC4コネクタで接続して車両に引き込んでもらった。ケーブルはアマゾンで調達したのだが、2.5SQのものしかない。このパネルから出てくる電流は10A程度なのでもう少し細くでもよいいのだが、MC4コネクタがついたケーブルで一番細いものでもこれしかない。いたしかたない。

さっそく引き込んだパネルからの開放電圧を測定。22V程度だった。

スペックではVocは24.9V

引き込んだケーブルを「箱」に入れる。完璧な素人工事である。ケーブルに中華製の電流・電圧計を接続する。バッテリ側でもいいのだが、発電していないときも電気を食うし、普段眺めて楽しむものでもない(シートの下に隠れる)のでこれでよし。電流・電圧計から市販のブレーカーに接続。ブレーカーは15A 200VACであるが別にこのブレーカーがトリップすることは期待していない。負荷が遮断できればよい。

素人配線

普段はパネルからの充電に期待するが、オンエア中は外部から100Vを引き込んで充電器での充電もできる。この際にどのくらいノイズが出るのか少々不安。

ここまで来たらあとはバッテリとの接続。そしてDC-ACコンバーターとの接続である。先日の実験で「アークが飛ぶ」のを見ているのでへっぴり腰でつないだ。

 

バッテリはほぼ満充電状態であるので、さきほど取り付けた電流計からはほとんど電流が流れない。無線機を接続したいのだが、車両側にあるので今日はここまで。

さて、お出かけである。

ブログでも記載したように1401市で運用したあと、阿字ヶ浦へ。砂浜に降りるとスタックが怖いなと思っていたが止めた場所は心配無用。

格好つけて輪留めを入れている

実は車中泊は昨年年末以来になる。翌朝あらためてパネル取付の施工状況を観察した。パネルに施工時だろうか少し汚れがついているのが気になる。発電効率の低下よりもホットスポットが心配。

白い部分が汚れ?

ボイラーも点火してみた。シャワーを浴びたかったが結局浴びず。でも、朝「お湯」で洗顔できるのはすばらしいことだと思う。

ボイラーもゴキゲンだ

点火する方法にコツがあるが慣れてしまえばどうってことはない。あと冷蔵庫もLPガスで使用した。季節的には春だが、この日は気温が下がった。夜間FFヒーターも使用した。

2021年4月5日

いよいよ輜重車に追加の太陽電池がついた。これでオフグリッド化が進む。こちらもバッテリやら充電器やらを入れる箱を準備した。まさにゴールデン対応である。

ちょっとやらかしてしまったのは某秋月で買ったDC-ACコンバーターで、1800Wのハイパワー(リニヤも夢ではない)なのだ。まずびっくりは試運転のバッテリに接続し瞬間にとんだアークである。さすが1800Wである。電源スイッチを入れたら猛烈なファンの音。仕様書を読んでみると無負荷でも2A=24W食うとある。

今回のパネルは175W。設備利用率を10%として計算すると一日に得られる電力量は420Whである。一方でDC-ACコンバーターはアイドルだけで576Wh食うわけであるから、収支がつかない。つまりつけっぱなしにできないということになる。

箱 バッテリ(右上)に外部充電する試験をしている

今回の目標はオフグリッドでLinuxサーバー+WiFiルーターでこの移動局のサーバーを車両内で動かして、あわよくばMotionで車内をどこからでも見ることができることだったが、ちょっと甘かったようだ。

搭載するサイクルバッテリは105Ah。これにソーラー充電器をつけて(ただしMPPTではない)充電していくのだが、使用状況によっては発電機で補充電きるようにする。この電源から無線機とPCの電気を取り出す目論見だったのが、コンバーターに落とし穴があるとは思わなかった。

2021年3月20日

ゴールデンが近くなった。緊急事態宣言も解除されるので、ゴーツートラベルの再発動に期待が高まる。輜重車も出番を待っているわけだ。ということでフェリーの調査を始めた。某社のフェリー運賃はなんと「2台分」を請求するらしい。これは却下。別の某社は「全体の長さ」で料金が決まるという。ちなみに車検証の長さはヘッド車が4.59m、トレーラーは4.39mであるから単純たした場合、8.98mとなりめでたく9m未満となる。予約センターに電話したところ、乗船前に「実際に全長を測る」ということらしい。問題はヒッチの部分と後に飛び出したクーラーであろう。たぶん9mを超過するな。

予約をするときに衝撃の質問があった。「トレーラーにLPガスはありますか?」この会社のフェリーはLPガスボンベを搭載した車両は載せられないという。これは困った。ボンベを降ろすことで対応がつくけど、先日やっとのことでシャワーを復活させたのに使うことができない。それどころかコンロやFFヒーターも使えないことを意味する。

この問題を解決する手段として最近は灯油ヒーターが主流となっているようである。また、カセットガスボンベを複数つないで利用する手段もあるとこのとだが、こちらが認められるかどうかは微妙である。

実は似たような問題が過去の沖縄運用でも発生した。別送で送った荷物のなかにNiMH電池が入ったことによって空送から海送になったケースがあった。運用地に行ったのはいいが荷物が届かないとなると悲劇である。充電式電池を同梱して別送する際は注意が必要である。

2021年3月14日

先日修理されたボイラーの状態を見るために出かけてみた。前日が嵐だったので、日帰りで―キャンプである。水場のあるところに移動してジャッキを降ろす。発電機を降ろしてAC100Vを供給する。そしてボイラーの点火だ。作業箇所を見ると、コントローラーもちゃんとついているし、漏水・ガス漏れを防ぐためのシーラーもちゃんと入っている。写真は撮り忘れてしまった。ちなみに使っているボイラーAtwood G6Aはんなかんじ

まずはタンクに水を給水。後で調べたら水タンクの半分ほど入れておいてくれたようだ。パイロットに点火するのに少し難儀したが無事点火。ほかのガス装備をチェックする。冷蔵庫は点火しなかった(というより昼間パイロットを確認するのはかなり困難)が、FFヒーター、ガスコンロは問題ない。

火種がついた状態。右の細いパイプ下側から青白い炎が点灯している。ボイラーを点火すると中央のパイプからガスが供給されてボイラーが過熱される

30分ほど沸かしてシンクの蛇口をひねると無事にお湯が出てきた。シンクは生意気にも混合栓である。ここで一発シャワーを浴びよう!と思ったが・・・バスタオルを忘れた。しまった。

ここでトレーラーへのエネルギー供給方法について書いておく。トレーラーには①LPガス(10キロのボンベから供給)②AC100V(外部電源)クーラー、冷蔵庫、車内の灯火③バッテリ(ソーラーパネルと走行充電=ヘッド車から供給)がある。バッテリはたぶん65Ah程度のサイクルバッテリだと思われる。バッテリからは各種灯火、FFヒーターのファン、シーリングファン、冷蔵庫へ供給する。

クーラー これはさすがにバッテリでは駆動できないので外部電源供給となる

これに追加する形で別途ソーラーパネルとバッテリを搭載して無線機への電力供給を計画している。もちろん100V(発々)から充電できるようにする。ユーティリティー関係は既存のバッテリで供給して追加のバッテリは無線専用にしようと思っている。

ガスコンロの動作確認のついでに昼めしのカップ麺を作る。食べ終わったらカフィーも淹れた。(インスタントだけどね)

昼食 時代はTRIALだと思う いつ都内に進出するのだろうか?

ひととおり機能を確認したところで撤収。無線できず。今日はこれだけで一日つぶれてしまった。

2021年3月7日

先日の日記で、ボイラーコントローラーを痛販した話をした。これらを取り付けなくてはいけない。作業に入る前にトラブル発生。水抜きをしていなかったため、シャワーのカランが凍結で吹き飛んでしまい、さらに水栓が解放されてしまったため、「ウォーターポンプが動作して」ウォータータンクからの水がきれいさっぱりと排水されてしまっていた。もちろんバッテリやポンプが心配である。なお、バッテリは小型のソーラーパネルで補充電はしてくれているのだが。(2月23日に確認したところバッテリ端子は13Vを指していた)

そんなわけで最初にやったのはまず被害状況の把握。幸いシャワーの水栓とシンクのアームが取れているだけであった。だが、バッテリはかなり放電してしまった。私が昨年末にタンク(ボイラーも含む)の水を排水してポンプのスイッチをオフにしておかなかったツケだ。

ひととおりの処置を行ったあと、いよいよボイラーに手をつける。1月24日の日記で書いたように、コントローラー、パイロット、ドレンコックを購入。まずボイラーのタンクのドレンコックを交換して排水する。そしてボイラーのカバーやPilotを外すのはそんなに苦労しなかった。それにしてもこれらをタッピングビス止めしているというのはどうかと思う。

しかし、肝心のガスコントローラー=これが不具合の原因のようだ=がどうしても外れない。わざわざパイレンを購入したりしたのだが、どうしようもなかった。結局プロに頼ることにした。

だいたい、途中までやってダメだったーというとそのあとプロはなかなか引き受けてくれないという印象を持っている。そりゃこちらは素人だ。素人が本来プロなら手際よく確実にはずしているだろう部品を見様見真似ではずすのだからうまくはずれていないケースがある。それを直す手間、下手すると補償しなければいけないわけだから普通は「やんわりお断り」だろう。

現状ではガスのラインもはずしてしまったので、このままの状態だとボイラー以外に冷蔵庫やヒーターが使えない。これは困る。また、水栓が外れた状態なのでこのままでは水回りが使えない。

だが、今回はやってくれた。ただし、まだ車両を見ていないのでどうなっているかわからないが、来週確認してみよう。

2021年1月24日

先週17日にamazonで調達した部品が「もう」届いてしまった。今回は160ドルちょっとの怪物でS&Hコストは17ドル程度である。もうちょっと遅くてもいいんだけどなあと感じる。ちなみに荷物は2個口で届いていて別々のフォワーダのようだが結局土日2回に分けてJPが持ってきた。なお、Import Fee Depositというものが16ドルほどかかっており、これが通関手数料となっているように読める。買った値段はいいのだが、カード支払いでの為替レートが気になる。昔bank account があってpersonal checkも持っていたが、口座はクローズしている。もっとも現代のアマゾンでcheckもなにもないだろう。

オーダーしたときのETAは2月上旬だったので予定より2週間も早い。もしかしてコロ助の影響なのだろうか?

届いた物の写真はこんなかんじ。うまく取り付けられるだろうか?

Jade Pilot assembly と Drain Valve
Gas control pilot valve, Main burner assembly, Door hardware kit

Door hardware kitにはステッカー(各種言語ただし日本語はない)もついていた

2020年12月31日

はじめに - 輜重車の説明をしなければならい(ってこともないが)。輜重車といえば三十六式や三十九式輜重車が有名である。これらは大八車である。ほかにググっていくとこんなイラストも見つかった。要するに荷物を運ぶ車であり、被けん引車である。今年の最大のイベントとしてシャドークルーザーTR4を買ったのですこしづつ紹介できればと考えている。

そもそものきっかけは10年ほど前のハムフェアでキャンピングカーの展示を見たことである。あのときは無線関係の展示が並んでいる中で、キャンピングカーの脇にテーブルが置いてあり、とってつけたように無線機が置いてあって完全に場違いだった記憶が残っている。後年第一電波工業がZilに無線機を搭載してカスタム化したものをハムフェアに持ってきていたが、もともとあのキャブコンを新車で買うと、「タワー、アンテナ、リニア、最高級HF機一式」が余裕で購入できるほどの値段になるはず。まあ私だったら後者を選ぶなあといった印象しかなかった。

そんな世界と無縁である移動局にとって移動手段としてのキャンピングカーはやはり気になる存在である。毎回コンテストで移動していると足を伸ばして寝ることができる寝床が欲しいし、夜遅くまで運用したいものである。朝のカフィーも重要だ。移動運用と決別して別宅シャックというのもあるかもしれないが、いまさらたくさんあるKW局と張り合う必要はないだろう。そもそもそんな予算もない。いろいろと研究していくとキャンピングカーにもいろいろデメリットがあることが分かってきた。普段使いで「移動運用専用車両」も持っていると

  • 維持費が高い 事務車登録や似非キャンピングカーを排除するため自動車税も排気量に比例するようになった現在8ナンバーのメリットはない
  • 自動車保険も必要 セカンドカー割引もあるのだが等級は7等級からスタートである
  • 普段使いができない もともと8ナンバーの自動車保険料が安かった最大の理由がこれだと思われる たとえばキャンピングカーで近所の立体駐車場しかないホームセンターに買い物にでかけるのは大変だと思われる

などのデメリットがある。キャンピングカーにはいろいろと生活用品を積み込んでいくのである程度の排気量がないとイッパイイッパイの状態になってしまう。昔は排気量に依存しない税制度だったのだが、制度を悪用(たとえば4リットルの排気量を持つ車にカセットコンロを置いてキャンピング車登録をする)する人が横行してきて税制が変わってしまった。

一方トレーラーについては

  • そもそもエンジンがついていないので排気量に比例した税金をかけることができない 自動車税は1万円前後である
  • 任意保険については保険会社によって扱いが変わるようだが、「けん引されているかぎりヘッド車の保険でカバー」できる←新規加入する必要がない
  • 普段は切り離しておけばいいわけでヘッド車のみで買い物にいけばいい

ただし、トレーラーについてはデメリットもわかってきた。

  • とにかく小回りがきかない 特に後退にはコツが必要
  • さきほど任意保険はヘッド車のものを使えると書いたが、これはあくまでもけん引されている限りという条件がつく 
  • 高速道路は1ランクあがる 具体的には普通車ではなく中型車扱いになる それはそれで構わないのだが問題は休日割引の適用外になることだ これは正直痛い
  • 駐車場の確保が難しい トレーラーについて不動産屋に何件か当たったが判で押したように「トレーラーはダメ」と言われてしまう 専門業者によるモータープール制度を利用することもできるが、首都圏から30キロ以内の場所ではとてつもない高い値段になってしまう
  • そこそこのヘッド車が必要 自分のヘッド車は950登録をしているが、だいたい車両重量の半分くらいまでしか引けない 被けん引車は750kgまではけん引免許が不要であるが、私の移動運用専用車両(排気量2リットル)では相当厳しい 軽自動車に煽られることもしばしばである (被けん引車側に主ブレーキが装備されている場合は車両重量程度まで引くことが可能であるが、あくまでも書類上の問題であり、連結装置やヘッド車のエンジンにかかる負担を考えるとやめたほうがよい)

トレーラーにかかわらずキャンピング車の意外なメリットとしては「値落ちがしない」ことである。実際に車齢20年以上の中古車も取引されている。トレーラーについては新車を購入してもそんなにバカ高くはならない印象だ(装備にもよるが私の場合足を伸ばして寝られれば良い)。