シガー充電アダブタ

先般の記事で「中国様からの謎のモジュール」の紹介をした。この製品は実は日本でも売られている。違いは値段である。アキバまで出張って800円買うか、アマゾン経由で中国様から送られてくる198円のモジュールにするかは議論する余地はないだろう。

このモジュールは400kHzのインバーターを搭載したDC-DCコンバータで製品スペックは中国様ではなく某サイトから拾ってきてこんな感じである。

DCDC-XL6009

XL6009搭載昇圧型DC-DCコンバータ 35V出力
XL6009搭載昇圧型DC/DCコンバータ
入力電圧範囲:3V~32V
出力電圧範囲:5V~35V
入力電流:4A (max), 無負荷時18mA (5V入力/8V出力時)
変換効率:<94%
スイッチ周波数:400KHz
出力リップル:50mV
負荷調整:± 0.5%
電圧調整:± 0.5%
動作温度範囲:-40 ℃ ~ +85 ℃
サイズ:L43mm×W21mm×H14mm

今回の目的はGarmin Aera500の充電用のコンバーターである。具体的な仕様としては

  1. モバイルバッテリからの5V USB出力を
  2. 12Vシガープラグに出力する

という他愛のないものである。が、需要がないせいか通販でもなかなかみかけないし、あっても高かったりする。Aera500はシガープラグ用のアダブタが純正品として付属している。しかし、これでは移動中の新幹線の中やらでサッと充電するというわけにはいかない。実際自宅で充電する場合はわざわざDM-33OMVを使って充電しているような有様だった。

今回の仕様を実現するために使った材料を列挙しておく

  • DCDC-XL6009          中国様           198円
  • シガープラグソケットメス    中国様     176円
  • 009Pケース            秋月          110円
  • USBケーブル Aオス MicroBオス   秋月      120円
  • ポリスイッチ 1.85A              秋月           30円
  • ツェナー   13V 1A                  千石        20円

というわけで合計654円である。なんだかんだで秋月からも調達していることがわかる。

006Pのケースはモジュールがちょうど入りそうなサイズだったからであり、USBケーブルはAコネクタがついていればなんでもかまわない。実際30センチのケーブル付を探したが、店頭で在庫がなかったので、50センチのマイクロBつきを購入した。

ポリスイッチは入力側の過電流の制限のため、そしてツェナーは出力電圧を制限するためだ。

組立は簡単である。まず、電池ケースのスイッチ部分を何も考えずに外す。まるで貝柱を外すようなものである。外したスイッチの穴にシガープラグとUSBのケーブルを差し込む。そのあとモジュールとケーブルをはんだ付けをして一丁あがりである。極性は十分にチェックしよう。

調整は少し苦労した。モジュールの初期電圧が不明である。最初に接続したら、モバイルバッテリの出力が切れた。こちらもPTCを使っているようだ。

モバイルバッテリは無負荷では出力されないようである。しょうがないので、ガラケーを充電しながら出力を取り出す。

出力がでたら、電圧調整である。多回転型ボリュームを回して出力を12Vに調整する。某サイトには「トリマーを何回か回して」ということである。ちゃんと12Vが出力された。

全体が組みあがったらケースに仕込んで接続だ。その前に一応シガープラグからちゃんと12V出ているか確認しよう。このパーツは650円程度、モバイルバッテリも3000円程度だが、Aera500はもう少し高い。これが壊れたら痛い。

繰り返し確認したあと接続。無事Aera500に充電されていることを確認した。最後にモバイルバッテリをはずしてAera500が内蔵バッテリに切り替わったことも確認できた。

006P用ケース。右の金属端子とスイッチを惜しげもなく外す

入力側(USB)の接続をしたあと、出力側の電圧チェックをする

無負荷状態ではモバイルバッテリから出力されないので、負荷としてガラケーを接続

全体をつなぐとこんな感じ

外部電源になったアイコンが現われている

完成品

カテゴリー: 飛行機 パーマリンク

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